※コンセントが無い場所での利用や、使えるワット数の上限を超えてしまうなどの事情がない限り、石油・ガスを燃料とする暖房器具ではなく、電気を使った暖房器具を使うことをおすすめします。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ストーブとファンヒーターの違い
本題に入る前に説明します。
ストーブはファンが無いため、広く近くに熱が伝わりますが、ファンヒーターはファンが付いているため、狭く遠くに熱が伝わります。
また、ストーブはコンセントが必要無いですが、ファンヒーターは必要です。ご利用環境に応じた商品をお選びください。
人感センサー
一定時間人がいなくなると弱火運転、長時間人がいなくなると自動で消火される機能が付いている商品があります。(弱火運転、消火されるまでの時間はメーカーにより異なります。)
安全装置
立ち消え安全装置、不完全燃焼防止装置、過熱防止装置、停電時安全装置、転倒時ガス遮断装置、過電流保護装置・3・5・8時間消し忘れタイマーは、私が確認した機種の中では全てに搭載されていました。
商品比較表
まず前提として、日本では、ノーリツとリンナイ以外はガスファンヒーターを製造していないようです。
大きく利便性・安全性が向上することから、当ブログでは、
- 人感センサー付き
の商品を比較したいと思っていましたが、人感センサーはノーリツのものにしか付いていませんでした。
そもそも、リンナイの商品にはプラズマクラスターが付いている商品か、電気ヒーターも内蔵している商品しかありません。詳細は以下の記事で書いていますが、実験の結果プラズマクラスター・ナノイーに殺菌効果が無かったことが論文に書かれていますから、これらの機能がついたパナソニックとシャープの商品は比較対象から省きます。
なお、オゾンはその強い酸化力から人体にも悪影響を及ぼす危険性があり、また、大気汚染の原因にもなっています。
以上のことから、当ブログではプラズマクラスター、ナノイーの効果や空気清浄効果を謳っている商品は買うべきでないと考えているため、残るノーリツをおすすめします。
メーカー | ノーリツ | ノーリツ | ノーリツ | ノーリツ |
---|---|---|---|---|
型番 | GFH-4006D | GFH-2406S | GFH-4006S | GFH-5803S |
対応畳数 (木造) |
11畳用 | 7畳用 | 11畳用 | 15畳用 |
対応畳数 (コンクリート) |
15畳用 | 9畳用 | 15畳用 | 21畳用 |
人感センサー | ○ | - | - | - |
寸法 | 幅455 × 奥行き158(脚部179)× 高さ432mm | 幅410 × 奥行き128(脚部148)× 高さ370mm | 幅455 × 奥行き158(脚部179)× 高さ435mm | 幅520 × 奥行き175(脚部180)× 高さ448mm |
重さ | 7.5kg | 5.4kg | 7.2kg | 8.7kg |
価格※ | - | - | 21,200円 | 48,000円 |
※…2022年12月29日時点のAmazonでの価格です。
Amazonでの販売が無かった2機種は、楽天ではGFH-4006Dは49,000円、GFH-2406Sは20,900円でした。
以上、参考になれば幸いです。
センサー有り:木造11畳用、コンクリート15畳用(幅455×奥行き158(脚部179)×高さ432mm、重さ7.5kg)
センサー無し:木造7畳用、コンクリート9畳用(幅410 × 奥行き128(脚部148)× 高さ370mm、重さ5.4kg)
センサー無し:木造11畳用、コンクリート15畳用(幅455 × 奥行き158(脚部179)× 高さ435mm、重さ7.2kg)