フロアワイパーやほうきで集めたゴミを吸い取ってくれる電気ちりとり。シンプルな構造にも関わらず、約4,000~13,000円と価格に大きな幅があります。ご家庭に合った商品を買うためにも、しっかり調べていきましょう!
吸引仕事率
吸込仕事率とは、掃除機の吸引力を表すもので、W(ワット)で記します。高ければ高いほど吸引力があることになります。
紙パック・サイクロン
紙パック要らず!と謳うサイクロン式電気ちりとりですが、紙パックでやっている吸入したゴミの分離・空気のろ過を機械でやる訳ですから、当然メンテナンスする必要が出てきます。一方紙パックは捨てるだけです。
中には「紙パックはサイクロンと違ってランニングコストがかかる」と言う方もいますが、フィルターが詰まって掃除効率が落ちることや、ブラシでフィルターを掃除する時間が必要なことの方がよっぽど問題です。よって、私は紙パック式電気ちりとりをおすすめします。
商品比較表
以上を踏まえ、
- 紙パック式
の商品に絞って比較していきます。
メーカー | CCP | シービージャパン |
---|---|---|
型番 | ZN-DP24 | MR-05FC2 |
吸引仕事率 | 50W | 100W |
大きさ | 311 × 136 × 102mm | 200 × 200 × 300mm |
重さ | 1.4kg | 2kg |
価格※ | 5,047円 | 9,800円 |
※…2024年9月27日時点のAmazonでの価格です。
一見、吸引仕事率が大きいシービージャパンの方が良いように見えますが、構造上の問題があります。最初に言っていることと逆転してしまうのですが、吸い込む風量だけでは吸引力は測れないからです。
掃除機で例えると分かりやすいですが、同じ吸引力でも、掃除機のノズルを浮かせるとゴミはもちろん吸い込めませんよね?つまり、吸い込み口が床に近い方が、また、吸い込み口が小さい方が本当の吸引力は高くなります。
今回の2社の商品はどうでしょうか。
CCP
【電気ちりとり】電気ちりとり[ZN-DP24]|株式会社シー・シー・ピー
シービージャパン
シービージャパンは吸い込み口が奥にある一方、CCPは吸い込み口が狭く、床に近いですよね?この点から、本当の吸引力はCCPの方が強いと考えることができます。また、先ほどの写真にあるように入り口横のスイッチにフローリングワイパーが触れると自動で吸い込むのも便利です。
よって、価格も安くてコンパクトなCCPのZN-DP24をおすすめします。以上、参考になれば幸いです。