ハンドブレンダー MX-S302 | ハンドブレンダー | Panasonic
ハンドブレンダーとは、食材をつぶしたり混ぜたりするための調理家電で、普通の料理だけでなく、野菜のペーストや離乳食も作ることができます。ただ、アタッチメントの種類や機能も色々あって、その組み合わせの数は数え切れません。本当に必要な商品を買うためにしっかり調べていきましょう!
ハンドブレンダーの使い方
まず、ハンドブレンダー本体にアタッチメントを付けます。食材を入れた付属のボトルにハンドブレンダーを押し当ててボタンを押すと、刃が回転して食材を混ぜます。刃が回転するのはボタンを押している間だけなので安心ですね。
使用後も専用のカップに水と洗剤を入れて、刃を回転させれば済むものがほとんど。コンパクトで手間も掛からない、非常に使い勝手の良い家電です。
メーカーにもよりますが様々な形状のアタッチメントがあるので、作れるレシピも格段に増えます。
フードプロセッサー・ミキサー・ジューサーとの違い
似た調理家電として、フードプロセッサー・ミキサー・ジューサーが挙げられます。
フードプロセッサーは、主に食材をみじん切りにする場合に使われます。
一方ハンドブレンダーやミキサーは、主に食材をつぶして混ぜ、スムージーや離乳食などを作る場合に使われます。スープやスムージーの一人前が大体200ml程度、ミキサーの容量が400mL程度からなので、調理する量が1~2人分の場合はハンドブレンダーが、3人以上の場合はミキサーがおすすめです。
ミキサーやハンドブレンダーは、繊維質も含め食材をそのまま混ぜるので、なめらかな口触りになります。一方ジューサーは、そういった繊維質を除いて絞るので、さらっとしたジュースができあがります。
ハンドブレンダーの選び方
1,アタッチメントの種類
代表的なアタッチメントは以下の3種類です。
(本文・画像引用元:ハンドブレンダー MX-S302 | ハンドブレンダー | Panasonic)
ブレンダーアタッチメント(混ぜる・つぶす)
ジュースやスープ、離乳食ができる。
チョッパーアタッチメント(きざむ)
野菜のカットや肉のミンチができる。
泡立て器アタッチメント(泡立て)
クリームの泡立てやメレンゲ作りができる。
メーカーによっては他にも、千切り、スライス、こね、おろしができるアタッチメントが付いている場合があります。商品によっては最初に述べた3種類の内いずれかが付いていない場合がありますし、逆にたくさんの種類があっても使わないと意味がないので、買う前にどういった用途で使うのかを考えておきましょう。
専用の細長いボトルが付いている場合が多いですが、ご自宅のボウルでも使えます。ただ、専用のボトルの方が食材が飛び散りにくいので、ボトルに収まる量ならボトルで調理する方がおすすめです。
2,ブレードの数・動き
メインとなるブレンダーアタッチメントには刃が2枚付いている場合が多いですが、ブレードが更に2枚付いている商品だと、よりしっかり混ぜることができます。メーカーによってはブレードを上下に動かすことで、しっかり混ざるようにしています。
ハンドブレンダー MX-S302 | ハンドブレンダー | Panasonic
3,スピード調整
説明は簡単になりますが、適度に混ぜるためにスピード調整機能は必須と考えます。
4,その他
中には、ボタンを1つ押しただけでは回転せず、不意にボタンを押して怪我をすることが無くなる安全装置が付いている場合があります。
他にも、材料の入れすぎや使い過ぎによるオーバーヒートを検知して停止する機能が付いている場合もあります。温度ではなく、一定時間使うと止まる機能はほとんどの商品に付いています。
最後に、モバイルバッテリーの記事で詳しく説明していますが、リチウムイオン電池は劣化しますので、コードレス(充電式)はおすすめしません。
商品比較表
以上を踏まえ、
- 上記3種のアタッチメントあり
- スピード調整あり
- コード式
のハンドブレンダーを比較したものが以下の表です。(右にスクロールできます。)
メーカー | パナソニック | アイリスオーヤマ | ブラウン | ビタントニオ | クイジナート | ティファール |
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型番 | MX-S302 | IHB-SC502-W | MQ 9145XS | VHB-20 | HB-504WJ | ベビーマルチ |
最大消費電力 | 200W | 200W | 500W | 150W | 200W | 400W |
重さ(ブレンダーアタッチメント装着時) | 900g | 800g | 1,030g | 530g | 550g | 820g |
備考 | ・ブレード4枚 ・安全装置 ・オーバーヒート検知 |
・安全装置 | ・ブレードが上下運動 ・安全装置 |
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価格※1 | 9,000円 | 6,700円 | 20,727円 | - | - | - |
※1…2023年8月31日時点のAmazonでの価格です。
まず、最大消費電力の点でブラウンが圧倒的ですが、一回に使う時間は1 ~ 2分程度が想定されており、調理に掛かる時間に大きく差が付く訳ではありません。。
また、200Wのパナソニックでさえオーバーヒートを危惧してリミッターを掛けているのに、500Wだとその2.5倍オーバーヒートになりやすいという計算になります。ビタミンCなど、中には熱で壊れやすい栄養素もあるので、スピードだけでなく温度を上げないことも大事です。
次に、パナソニックだとチョッパーアタッチメントで氷も砕けるのに対し、ブラウンの場合は専用のアタッチメントを付けないといけない点が若干不便です。
以上を踏まえ、総合的にはパナソニックのMX-S302を、安さをとる場合はアイリスオーヤマIHB-SC502-Wをおすすめします。