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【2022年】石油ストーブの選び方と、おすすめのメーカーを紹介します!【商品比較】

コンセントが無い場所での利用や、使えるワット数の上限を超えてしまうなどの事情がない限り、石油・ガスを燃料とする暖房器具ではなく、電気を使った暖房器具を使うことをおすすめします。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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ストーブとファンヒーターの違い

本題に入る前に説明します。

ストーブにはファンが付いていないため、広く近くに熱が伝わりますが、ファンヒーターにはファンが付いているため、狭く遠くに熱が伝わります。

また、ストーブにはコンセントが必要ないですが、ファンヒーターには必要です。ご利用環境に応じた商品をお選びください。

温め方

前方のみ温めるタイプ(いわゆる反射式(輻射式))と、全方向温めるタイプ(いわゆる対流式)の2つがあります。

前方のみ温めるタイプの方が高機能な場合が多く、タンクも取り外しできるので便利です。一方、全方向温めるタイプの方が重量が軽い場合が多いので、小型のものを選べばキャンプなどでも活躍します。

着火・消火方法

ダイヤルを回したり、ボタンを押したり、レバーを押したり、メーカーや機種によって様々ですが、操作性は大きく変わらないと思います。

通常、着火には電池が必要ですが、トヨトミから着火に電池が必要無いものも販売されています。ただし、ハンドルを2周回す必要があるので、災害時用としては良いですが、普段用としては少し不便です。


トヨトミ 石油ストーブ ぐるんPa (木造6畳まで/コンクリート9畳まで) 日本製 ホワイト RS-G24M(W)

 

 

臭いの抑制

急にストーブを消すと未燃焼ガスが残り、これが臭いの原因になります。そこで、ゆっくり消火させることにより臭いをなるべく抑える機能が付いている場合があります。

安全装置

本体が揺れると火が消える仕組みは、私が確認した機種の中では全てに搭載されていました。また、別売りになりますが、赤ちゃんを始めとする子供を物理的に守るために、必要に応じてストーブガードを付けることをおすすめします。

商品比較表

石油ストーブを販売している主なメーカーは以下の2社でした。掲載しているスペックは、各メーカーのメインになると思われる商品です。(2022年12月26日時点の情報)

前方のみ温めるタイプ(いわゆる反射式)
メーカー コロナ トヨトミ
対応畳数(木造) 7,8,9,10畳用 6,8,8畳用
対応畳数(コンクリート 9,10,13,13畳用 8,10,11畳用
石油タンク
臭いの抑制
特徴 手を汚さず給油できる タンクを倒してもこぼれにくい
価格 25,000 ~ 40,000円程度 13,000 ~ 18,000円程度
全方向温めるタイプ(いわゆる対流式)
メーカー コロナ トヨトミ
対応畳数(木造) 13,17畳用 7,17畳用
対応畳数(コンクリート 18,23畳用 9,24畳用
石油タンク × ×
臭いの抑制 ×
特徴 特に無し 本体を倒してもこぼれにくい
価格 35,000円程度 35,000円程度

 

原始的な仕組みなので、メーカーごとに大きく異なる点はありませんでした。

前方のみ温めるタイプについて、トヨトミの「タンクを倒してもこぼれにくい」特徴は確かに重要ですが、コロナの「給油時に簡単に・手を汚さずタンクの栓を抜ける」特徴の方が日常的に役立ちますので、価格は高いですが前方のみ温めるタイプの石油ストーブは、コロナがおすすめです。


SXシリーズ|ポータブル石油ストーブ|株式会社コロナ

 

全方向温めるタイプについて、コロナのものには、ゆっくり消火して臭いを抑制する仕組みが備わっていないので、畳数が合う方にはトヨトミをおすすめします。

以上、参考になれば幸いです。

 

前方のみ温めるタイプ

木造7畳用、コンクリート9畳用(幅452×奥行324×高さ510mm、重さ7.7kg)

 

木造8畳用、コンクリート10畳用(幅452×奥行324×高さ510mm、重さ7.8kg)

 

木造9畳用、コンクリート13畳用(幅618×奥行324×高さ467mm、重さ9.8kg)

 

木造10畳用、コンクリート13畳用(幅452×奥行324×高さ510mm、重さ8.4kg)

 

全方向温めるタイプ

木造7畳用、コンクリート9畳用(幅388 × 奥行き388 × 高さ474.5mm、重さ6.2kg)

 

木造17畳用、コンクリート24畳用(幅482×奥行482×高さ583mm、重さ11kg)