かれこれ8年使っているクロスバイクですが、最近急にハンドルが効かなくなってきました。ハンドルを曲げようとすると抵抗を感じ、カクカクします。
ここで気づきました。今までフレーム以外の全てのパーツを交換し、メンテナンスをしてきたと思ってましたが、フロントフォークの手入れは何もしていなかったのです。
ということで分解&洗浄を行います!
必要なもの
- 六角レンチ(マルチツール)
- マイナスドライバー&金槌(錆びている場合)
- パーツの洗浄剤
- グリス
- 手袋
私は以下の商品を使っています。
六角レンチ(マルチツール)
ミノウラの商品は、普通のツールとしてだけではなく、スマホスタンド、ペダルスタンドとしても使える優れものです。
マイナスドライバー&金槌(錆びている場合)
これらは特にこだわりがありません。安くて種類が豊富そうなものを買いました。
パーツの洗浄剤
色々試した結果、ワコーズになりました。
グリス
一番人気のシマノの商品を使っています。
手袋
色々な商品を試しましたが、破れて何度も手を汚しました。そんな中、ミドリ安全のベルテ710Nはとても耐久性が高いです。
ミドリ安全は、カンブリア宮殿でも取り上げられている優良な会社です。
やり方
まずは上のボルトを外します。ブレーキ・シフトワイヤーは取り外さず、ぶら下げて作業して問題ありません。
ハンドルの高さを調節するリング(スペーサー)を外します。めっちゃ錆びてる。。。
黒のゴムリング、銀のリング、ベアリングを外します。銀のリングが錆びすぎて全然取れなかったので、フレームと銀のリングの間にマイナスドライバーを入れて金槌で叩いて外しました。
このパーツと中にあるベアリングを、トレーによけておきます。ベアリングの中のボールが落ちてしまうので慎重に取り外しましょう。もちろん、最後に元に戻すので、ベアリングの向きを覚えておいてください。
フロントフォークを外しました。下側にも同様のパーツがあるので、トレーに入れておきます。
上がハンドル側、下がタイヤ側のベアリングです。雨を直に受けるせいか、上の方が錆びています。
中もすごく汚くなっています。
クリーナーでボール共々洗います。汚れがすごい取れます。
キレイになりました。ここにグリスをたっぷり付けて、部品を元に戻すだけです。
最後に
マイナー過ぎて本にも書いていない部品のメンテナンスでしたが、まさかここまで錆びているとは思いませんでした。しかし、手順はワイヤー交換などよりも全然簡単だと思いました。錆びる前に、年に1回はするべき作業だと思います。以上、参考になれば幸いです。(2020年8月22日追記 未だに全然問題なしです!)
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