【2023年】電気圧力鍋の選び方と、おすすめのメーカーを紹介します！【商品比較】

電気圧力鍋＜TIGER COOKPOT＞ COK-A220 - タイガー魔法瓶

時短家電の一つである電気圧力鍋。ふたを密閉することで鍋の内部の圧力を上げ、通常よりも高い温度で調理することができます。早くて美味しい料理を求める方のために作られたこだわりの家電で単機能なものは少なく、価格も15,000～30,000円程度と幅広いです。ご家庭に合った商品を買うためにも、しっかり調べていきましょう！

圧力鍋の種類
モード・自動メニューの数
その他の機能
商品比較表
- タイガー
- アイリスオーヤマ

圧力鍋の種類

圧力鍋には、直接火にかける普通の圧力鍋と、電気圧力鍋の２種類があります。普通の圧力鍋はコンパクトで安く、また、自分好みに火加減を細かく調整できるのがメリットです。

しかし、圧力鍋は高圧・高温な環境を作ることになるので危険なのですが、その中でも自分で火力を調整する普通の圧力鍋は特に危険です。実際、令和３年３月までに圧力鍋に関する事故が231件報告されていますが、その内の約９割が普通の圧力鍋で起こっています。

圧力鍋を安全に正しく使用しましょう！―入れ過ぎに注意、蓋の洗浄が重要です―　消費者庁

その点電気圧力鍋は、メーカーなどが公開しているレシピ通りに食材を入れたら、後はスイッチを押すだけで良いので、食材を入れすぎず、レシピ通りに作る分には非常に安全です（マニュアル操作もできます）。

モード・自動メニューの数

まずモードについて、多くのメーカーの電気圧力鍋には、圧力調理以外にも炊飯、無水調理、低温調理、蒸し調理などの様々なモードがあり、手軽に本格的な料理が作れます。

次に自動メニューについて、自動メニューとは、特定の料理に最も適した火力（温度）や圧力等で調理できるようにプログラムされた設定です。特定の料理と言っても１品だけしか対応していない訳ではなく、１つの設定で複数の料理に対応している場合があります。もちろん自動メニューは、豚の角煮などの人気メニューであることが多いです。

一番差が付くのは、このモードの種類と自動メニューの数です。電子レンジなどの他の調理家電でも自動メニューがある場合が多いですが、使ったことが無い人も多いと思います。

しかし、電気圧力鍋に関してはこのモードと自動メニューが重要です。メーカーや機種によってモードや自動メニューの数がどのように違うのか、事前にしっかり確認しましょう。

メーカーによって様々ですが、自動メニューは20前後、公式レシピは100を大きく上回るメーカーが多いです。もちろん、メーカー以外が公開している電気圧力鍋のレシピもインターネット上にたくさんありますから、その可能性は無限大です。

その他の機能

予約機能を使えば、半日後に完成するように設定することもできます。
調理後に自動で保温できる商品であれば、温め直す手間なくあつあつの料理が楽しめます。

商品比較表

以上を踏まえ、商品を比較したいと思います。アイリスオーヤマのような安価なメーカーでも自動メニューが付いていることから、今回は

自動メニューあり

の商品の中で、容量が各メーカーの中で真ん中の商品、２種類だった場合は調理容量2Lに近い方をピックアップして比較していきます。調理容量2Lはカレーなら4～5人分つくれるサイズで、収納もしやすいです。（右にスクロールできます。）

メーカー	タイガー	アイリスオーヤマ	パナソニック	パナソニック
型番	COK-A220	KPC-REMA3-W	NF-PC400	SR-MP300
自動メニュー	41	15	20	7
炊飯	○	○	○	○
煮込み	○	○	○	○
無水調理	○	○	○	○
低温調理	○	○	○（２段階温度設定）	○（２段階温度設定）
蒸し調理		○	○	○
発酵	○	○
ベイク	○	○
高速	○
スロー	○
予約	○	○	○	○
保温	○	○	○	○
満水容量	2.2L	3.0L	3.9L	3.0L
調理容量	1.4L	2.0L	2.6L	2.0L
大きさ	28.1 × 27.4 × 22.6cm	30.0 × 28.0 × 28.6cm	34.0 × 27.4 × 26.2cm	29.2 × 27.8 × 27.0cm
重さ	3.6kg	4.0kg	4.2kg	3.6 kg
消費電力	650W	700W	800W	700W
価格	17,640円	16,800円	23,909円	16,783円