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プロテインの種類とおすすめのメーカーについて【商品比較】

プロテインには、牛乳から作られているホエイプロテインカゼインプロテイン、大豆から作られているソイプロテインの3種類があり、更にホエイプロテインには、WPC、WPI、WPHの3種類があります。最もおすすめなのはどのプロテインなのでしょうか。

前回の記事では、研究データを元に1日のタンパク質必要量、摂取のタイミングと回数を導き出しました。(記事の最後にもリンクを貼ります)

www.enjoy-efficient-life.com

 

今回は、食事で摂取できなかった量のタンパク質をプロテインで摂取する場合、どの素材から作られたプロテインがおすすめなのかを調べました。

筋タンパク質合成速度

いきなり結論になりますが、若年者に片足のレジスタンス運動後にホエイプロテインカゼインプロテインソイプロテイン必須アミノ酸が同量になるように摂取させた実験では、安静時及びレジスタンス運動後の両方で、ホエイプロテイン摂取後の筋タンパク質合成速度が最も高かったことが分かりました。
Ingestion of whey hydrolysate, casein, or soy protein isolate: effects on mixed muscle protein synthesis at rest and following resistance exercise in young men

それだけでなく、高血圧や動脈硬化を改善するなど、他の健康上の利点もあることから、当ブログではホエイプロテインをおすすめします。
The effects of whey protein on cardiometabolic risk factors

容量

開封後何か月以内に消費した方が良いかという点について、Glicoのウェブサイトでは以下のように説明されていました。

プロテイン開封後、どのくらいで使い切ればよいですか

回答

開封後3ヶ月以内を目安に、できるだけお早めに使用してください。吸湿を避けるためチャックをしっかりと閉め、涼しい場所(25℃以下)で保存ください。

ホームページお問合せ窓口

 

前回の記事の通り、運動量に応じて体重1kgにつき1日0.9 ~ 1.62gのタンパク質を、つまり体重60kgで54 ~ 97.2gのタンパク質を、1日3食の食事と筋トレの後の計4回に分けて摂取する必要があります。タンパク質必要量の半分をプロテインから摂取、プロテイン中のタンパク質の割合を80%とすると、27 ÷ 0.8 = 33.75gのプロテインが必要です。3か月で3,037.5g必要、最大量で考えると、97.2g ÷ 2 ÷ 0.8 × 90 = 5,467.5g必要になりますので、3 ~ 5kgのプロテインが最もコスパが良いと考えられます。

余談ですが、1kgのプロテインを袋のまま使う場合、付属の計量スプーンだと柄(持つ部分)が短いので、柄が約17cmあるハリオのM-23DBをおすすめします。

 

商品比較表

それでは、ホエイプロテインの中でも何がおすすめなのでしょうか。

ホエイプロテインは、製法とタンパク質濃度の違いから、タンパク質濃度が少ない順に濃縮乳清タンパク質、英語でwhey protein concentrate(WPC)、分離乳清タンパク質、英語でwhey protein isolate(WPI)、加水分解乳清タンパク質、英語でwhey protein hydrolysate(WPH)の3つに分類されます。

以下の論文では、WPCはタンパク質濃度が89%以下、WPIは90%以上とされていますが、論文によっても微妙に区分が違いますし、実際に販売されている商品も、メーカーごとに異なった表記・区分をしています。WPHは、温度やpHなどの環境条件に影響されるポリペプチド鎖の酵素分解の有効性によって、様々なタンパク質含有量のものがあるとされています。
Comparative Meta-Analysis of the Effect of Concentrated, Hydrolyzed, and Isolated Whey Protein Supplementation on Body Composition of Physical Activity Practitioners - PMC

WPHは酵素による加水分解で製造され、アレルゲン性を低下させるペプチドが含まれており、乳児用粉ミルクや高機能製品の重要な成分として使われておりますが、
The Authentication of Whey Protein Powder Ingredients and Understanding Factors Regulating Astringency in Acidic Whey Protein Beverages to Estimate Astringency by Infrared Spectroscopy ― An Instrumental Approach

少なくとも日本ではサプリメントとしての販売はあまり無いようです。よって、当ブログではWPCとWPIの商品を比較したいと思います。

中には「ホエイプロテイン&○○」のような名前で、ホエイプロテイン以外のものを加えることで複合的な効果を狙ったプロテインもありますが高価なものが多く、個別のサプリメントを組み合わせた方が柔軟で、個々人に合った最適な栄養摂取ができると私は考えているため、当ブログでは、各メーカーが出しているプロテインの内、タンパク質含有量が多い商品のみを、かつ、Amazonで扱っている中で、一袋の内容量が最も多い商品を比較します。なお、

  • タンパク質の割合は「1食分又は100gあたりのタンパク質量(g)÷1食分又は100gあたりのプロテイン量(g)」で算出しています。
  • 大衆向けのプロテインであるWPCは主にチョコ・ココアフレーバーを、アスリート向けであるWPIは主にプレーンをピックアップしています。
  • カゼインソイプロテインが含まれている商品は除いています。

WPC

右にスクロールできます。

メーカー マイプロテイン 日本ガーリック ボディプラス
インターナショナル
武内製薬 FIXIT Olimp Laboratories ULTORA Ultimate Life シーエスシー アスウェル Optimum Nutrition, Inc. 八宝商会 健康体力研究所 ディファレント アルプロン レバレッジ 日本新薬 ファインラボ RealStyle 明治 WATZMANN
RESEARCH
エクスプロージョン エランダ エフアシスト DNS ZONE 鍛神 shoprinato グリコ KONAMIスポーツ アサヒ LOHASTYLE Upward 勝山ネクステージ
ブランド名 マイプロテイン ニチガ バルクスポーツ 武内製薬 DAILY BASIC OLIMP ULTORA グロング ハルクファクター ボディウィング オンゴールドスタンダード LIMITEST kentai F&W アルプロン VALX WINZONE ファインラボ beLEGEND SAVAS チョイス エクスプロージョン エランダ ハイクリアー DNS 鍛神 Welina. パワープロダクション アスボディ ディアナチュラ LOHASports ウマテイン 勝山ネクステージ
フレーバー ナチュラ
チョコレート
プレーン ココアミルク すっきりココア バニラ チョコレート チョコレート ココア スイーツリッチ
チョコレート
チョコミルク エクストリーム
ミルクチョコレート
ココア ミルクチョコ チョコレート チョコレート チョコレート マイルドチョコ バニラアイス 激うまチョコ ココア ココア ミルクチョコレート ココア 濃厚ココア プレミアム
チョコレート
チョコストロベリー カフェラテ チョコレート ココア カフェオレ カカオ ココア ココア
内容量 5kg 1kg 5kg 3kg 1kg 700g 1kg 3kg 1050g 1kg 2.27kg 3kg 2.3kg 3kg 3kg 1kg 1kg 3kg 1kg 2520g 2.2kg 3kg 500g 1kg 3150g 1000g 1kg 3.5kg 500g 360g 1kg 1kg 750g
価格※ 15,000円 2,475円 16,400円 6,780円 3,480円 3,089円 5,590円 6,780円 3,980円 2,690円 10,980円 7,380円 6,798円 6,750円 10,781円 3,980円 3,240円 11,554円 4,480円 8,740円 9,960円 6,699円 3,980円 2,998円 9,400円 3,738円 7,650円 8,620円 4,104円 1,864円 3,880円 4,860円 6,372円
内容量1g
あたりの価格※
3.00円 2.47円 3.28円 2.26円 3.48円 4.41円 5.59円 2.26円 3.79円 2.69円 4.83円 2.46円 2.95円 2.25円 3.59円 3.98円 3.24円 3.85円 4.48円 3.46円 4.52円 2.23円 7.96円 2.99円 2.98円 3.73円 7.65円 2.46円 8.20円 5.17円 3.88円 4.86円 8.49円
タンパク質
の割合
84.0% 77.5% 76.7% 76.3% 76.0% 76.0% 75.3% 75.1% 75.1% 75.0% 75.0% 74.8% 73.5% 72.6% 72.6% 72.6% 72.4% 72.2% 71.9% 71.4% 71.3% 69.6% 69.6% 69.4% 69.1% 68.7% 67.9% 67.0% 66.8% 66.6% 66.3% 60.5% 55.6%
たんぱく質1g
あたりの価格※
3.57円 3.19円 4.27円 2.96円 4.57円 5.80円 7.42円 3.00円 5.04円 3.58円 6.44円 3.28円 4.02円 3.09円 4.94円 5.48円 4.47円 5.33円 6.23円 4.85円 6.34円 3.20円 11.4円 4.31円 4.31円 5.44円 11.26円 3.67円 12.28円 7.77円 5.85円 8.03円 15.28円

※…2022年6月10日時点のAmazonでの価格です。

 

プロテイン中のタンパク質の割合が高く、タンパク質1gあたりの価格が安い商品がおすすめとなります。WPCのおすすめは、プロテイン中のタンパク質の割合が84%と高く、タンパク質1gあたりの価格も3.57円と安いマイプロテインです。タンパク質1gあたりの価格で言えば、武内製薬が2.96円なのですが、プロテイン中のタンパク質の割合が76.3%と低いです。更にマイプロテインは、フレーバーの種類もプロテインメーカーの中で最も多いと思いますので、ずっと飽きずに飲み続けられると思います。

 

武内製薬は、日本に本社を置くOEMの会社のようです。OEMだからこそ、この安さが実現できていると考えられますし、フレーバーも現時点で12種類と豊富です。

500社以上とのOEM実績

多くのお客様に選んでいただき、これまでに500社を超える個人・企業様からOEMをご発注いただいております。

厳格な品質管理、原料基準

海外のプロテイン原料メーカーと直接交渉し、原料を買い付けています。また、加工は国内のISOを取得した協力工場のみで行なっております。
プロテインのOEMなら武内製薬株式会社

 

WPI

メーカー 明治 レバレッジ マイプロテイン ファインラボ ディファレント 健康体力研究所 グリコ FIXIT 日本ガーリック Ultimate Life 八宝商会 エフアシスト WATZMANN RESEARCH ボディプラス
インターナショナル
ネイチャーラボ
ブランド名 SAVAS PRO VALX マイプロテイン ファインラボ F&W kentai パワープロダクション THINK SIMPLE ニチガ グロング LIMITEST ハイクリアー チョイス バルクスポーツ クレバー
フレーバー プレーン プレーン ノンフレーバー プレーン プレーン プレーン プレーン プレーン プレーン ナチュラ プレーン ナチュラ プレーン ココアミルク チョコレート
内容量 840g 1000g 1kg 4.5kg 3kg 800g 800g 1kg 1kg 3kg 3kg 1kg 1kg 2kg 900g
価格※ 5,426円 4,990円 5,000円 18,309円 8,200円 5,880円 5,090円 3,780円 3,579円 8,480円 8,280円 2,298円 5,980円 8,480円 5,940円
内容量1g
あたりの価格※
6.45円 4.99円 5円 4.06円 2.73円 7.35円 6.36円 3.78円 3.57円 2.82円 2.76円 2.29円 5.98円 4.24円 6.6円
タンパク質
の割合
92.3% 92.0% 92.0% 90.8% 90.1% 89.9% 89.5% 89.3% 89.2% 88.6% 88.5% 88.1% 88.0% 86.4% 81.3%
たんぱく質1g
あたりの価格※
6.99円 5.42円 5.43円 4.48円 3.03円 8.17円 7.10円 4.23円 4.01円 3.19円 3.11円 2.60円 6.79円 4.90円 8.11円

※…2022年6月10日時点のAmazonでの価格です。

 

WPIのおすすめは、プロテイン中のタンパク質の割合が92.3%と、比較したメーカーの中で最高値を出した明治のSAVAS PRO WPI CLEARです。ただ、タンパク質1gあたりの価格も6.99円と高いので、初心者にはおすすめしません。お金に余裕があって、たんぱく質以外のものを極限まで減らしたいアスリートにおすすめします。

 

WPC・WPI含め、ハイクリアーのナチュラルがタンパク質1gあたりの価格が最も低いですが、味が付いていないので少し飲みにくいです。コスパを最も重要視される方にはおすすめします。

 

また、ビタミン・ミネラルはエネルギーにはなりませんが、タンパク質、脂質、糖質の分解や合成を助ける働きを持ち、健康維持、体調管理には欠かせない栄養素ですので、以下に当てはまる方は、ベースサプリメントとしてマルチビタミンを利用することをおすすめします。

身体活動量が多くなり、食事からとりきれない場合
2消化・吸収の時間が短い場合
3食事に偏りがある場合
4食事の制限により摂取量が少なくなる場合
5食欲がない場合
6胃腸が弱っていて、消化・吸収の能力が低下している場合

基礎から学ぶスポーツ栄養学 鈴木志保

 

以上、参考になれば幸いです。

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