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【2022年】扇風機の選び方と、おすすめのメーカーを紹介します!【商品比較】

疑問点1 高価な扇風機はおすすめなのか?

本題に入る前に2つの疑問点について述べます。

皆さんご存じの通り、扇風機は性能の差が出にくい、コモディティー化が進んでいる家電の代表格です。お金を積めば積むほど強く、かつ、静かになるかというとそうではありません。

関係する論文を探したところ、確かに羽の溝の掘り方で、1回転あたりの前に送り出される風量が変わる、という実験結果になったレポートはありました。

特定の領域の効率では、オモテ面に前縁部と後縁部からの距離の比が1 : 3になるように幅2mm×深さ0.7mmの溝を掘ったF3:1で32%、ウラ面に前縁部と後縁部からの距離の比が3 : 1になるように幅2mm×深さ0.7mmの溝を掘ったB3:1で21%の効率上昇を達成した。
ファンプロペラの効率アップー風を変えるシンプルな表面加工ー

 

しかし、そんな僅かな効率のために最新の研究で開発された羽を備えた扇風機を数万も出して買うより、普通の扇風機を買う方がよっぽど節約になると思います。

疑問点2 羽の騒音に差は出るのか?

「空調用プロペラファンの騒音低減」という論文で、騒音を減らす羽の構造が示されていますが、それでも4dBしか変わりませんでした。つまり、騒音の大小は主に風量に比例し「このメーカーの扇風機は、強風にしても静か!」ということは起こらないと考えます。

空調用前傾タイププロペラファンについて騒音低減を検討し、次の結果を得た。
(1)等厚ファンについて、ボス部を中心に半径方向に翼形を分布させることによ3dB(A)の騒音低減効果を得た。翼形化による流れの改善は、前縁剥離の低減とボス部付近の剥離の低減による半径方向翼負荷の均一化である。
(2)ベルマウス形状はファンの空力・騒音特性に大きな影響を及ぼし、形状によりファンの性能をある程度コントロールできる。(1)順の羽根車との組合せにより4dB(A)の低 減を図ることができた。
空調用プロペラファンの騒音低減 近藤文男 山口信行 青木美昭 新田堯

 

「メーカーによって騒音の大きさが違う」と述べているメディアもありますが、ジェット機ならともかく扇風機程度の弱い出力で、同じ風量にも関わらず測定結果に4dBを大きく上回る差があった場合、測定位置が統一されていないか、特定のメーカーに対する配慮があるのではないかと、私は推測します。

以上のことから、風量の違いで騒音の大きさに差が出ることはあっても、メーカーによって騒音の大きさに差が出るとは考えません。

モーターの種類

ここから本題です。

まずはモーターについて、モーターの特性は以下のようになっています。なお、昔はACモーターの方が寿命が長かったですが、ブラシレスDCモーターが誕生してから同じくらいになりました。

  DCモーター ACモーター
メリット ・省エネ
・細かい風量調整
・価格が安い
デメリット ・価格が高い ・消費電力が大きい
・細かい風量調整ができない

しかし、価格.comなどで検索しても分かる通り、他の機能やブランディング、在庫状況などによる価格差も大きいため、安い順に並べてもACモーターのものが全て先に出てくるということはありません。

そもそも私は、風量も微・弱・中・強の4種類あれば良いと考えていて、むしろ種類が多いと切り替える時の操作回数が増えるため不便です。よって、当ブログでは風量が3 ~ 4段階のもののみを紹介します。

電気代の差については、どちらのモーターの扇風機も販売しているアイリスオーヤマの扇風機を比べると、確かに消費電力が倍違いますが、元々扇風機自体の消費電力が小さく、仮にDCモーターの扇風機が25W、ACモーターの扇風機が50Wだと仮定しても、24時間つけっぱなしだとしても16円程度しか差がつきませんので、気にしすぎる必要は無いと思います。

 

 

羽の形状

サーキュレーターと扇風機の構造上の違いはここに現れます。サーキュレーターが狭く遠くに風を飛ばす一方で、扇風機は広く近い範囲に風を飛ばす構造になっています。このように、扇風機とサーキュレーターは正反対の性質を持つので、兼用はできません。

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扇風機用ブラシレスDCモータ+ファンユニット | 日本電産株式会社

羽の枚数

一般的に、5枚羽タイプと7枚羽タイプの2種類がありますが、同じ形状であれば5枚羽は静か、7枚羽は騒音が大きく、同じ出力のモーターであれば、5枚羽は強い風、7枚羽はやわらかい風に感じます。
【扇風機】5枚羽根と7枚羽根について - 扇風機/天井扇(シーリングファン) - Panasonic

そのため、広い場所での使用を想定した工業用の扇風機は、風の強い3 ~ 4枚羽のものが主流です。(画像は工業用の扇風機)

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株式会社ナカトミ | 工場扇

羽の大きさ

30 ~ 40cm程度までありますが、メインは30cmです。

リモコン

今の時代でも、リモコンがついていない場合があるので注意しましょう。

その他

上下首振り、温度センサー、人感センサーなどは、当ブログでは重要性が低いと考え、割愛します。センサーに関してはむしろ、電源を入れると同時にセンサーがオンになるタイプだと、暑いけど風力を弱くしたい場合や人がいないけど風力を強くしたい場合などに、いちいちセンサーをオフにしないといけないので、勝手に風力を変えない「センサーが無い扇風機」の方が助かります。

商品比較表

ということで当ブログでは、

  • 風量調整が3 ~ 4段階
  • 羽の直径30cm
  • リモコン付き
  • 10,000円以下

の扇風機に絞って比較したいと思います。

5枚羽

メーカー テクノス 山善
型番 KI-169R YLR-BGT303
モーター 不明 ACモーター
風量 3段階 3段階
リズム風
OFFタイマー(最大) 7.5時間 8時間
重さ 2.9kg 約3.1kg
消費電力 37W(50Hz),
39W(60Hz)
48W(50Hz),
50W(60HZ)
価格※1 4,378円 8,307円

※1…2022年5月6日時点のAmazonでの価格です。

7枚羽

メーカー アイリスオーヤマ コイズミ アイリスオーヤマ
型番 LFA-306 KLF-3024 LFD-306L
モーター ACモーター ACモーター DCモーター
風量 3段階 3段階 4段階
リズム風 ×
OFFタイマー(最大) 4時間 6時間 4時間
重さ 3.1kg 約3.4kg 2.9kg
消費電力 37W(50Hz),
43W(60Hz)
29W(50Hz),
33W(60Hz)
16W
価格※1 5,680円 6,040円 7,651円

※1…2022年5月6日時点のAmazonでの価格です。

知名度の差か、5枚羽の場合は消費電力の少ないテクノスの方が安いので、テクノスのKI-169Rをおすすめします。7枚羽の場合は、モーターの違いによる価格差が約2,000円なので、このくらいであれば、省エネのDCモーターを搭載している、アイリスオーヤマLFD-306Lをおすすめします。DCモーターなのに風量調整は細かくないのは、部品をACモーターの扇風機と共通にすることで本体価格を下げるためだったり、私のように大まかな調整を求める需要があったりするからでしょうか。

以上、参考になれば幸いです。

7枚羽

5枚羽