「魚の糞ってソイルの中で分解されるの?」「自然界での糞の分解ってどのように行われるの?」そんな疑問に答えるべく、調べました!
分解のプロセス
排泄物の中に含まれる有害物質「アンモニア」を分解する工程は、硝化工程と脱窒工程の2つに分けられます。これらについて、浄水大手の栗田工業の解説を元に解説します。
硝化工程
まず、アンモニア酸化細菌がアンモニア(NH4)を亜硝酸(NO2)に酸化させます。次に亜硝酸酸化細菌が、亜硝酸を硝酸(NO3)に酸化させます。
この2つの菌が硝化細菌と呼ばれ、この2つのプロセスが硝化工程と呼ばれます。
脱窒工程
脱窒工程は硝酸、亜硝酸を窒素ガスに還元する反応で、溶存酸素の代わりに亜硝酸や硝酸分子の酸素を使って有機物を炭酸ガスと水に酸化分解して、その結果、亜硝酸や硝酸から窒素ガスが作り出されます。この工程に関与する細菌を脱窒細菌と呼ばれ、溶存酸素の無い嫌気性状態でこの力が発揮されます。
ですから、脱窒反応が十分に進行するには、溶存酸素の無い嫌気性雰囲気と亜硝酸、硝酸の酸素分子を還元するのに必要な有機物の存在が不可欠となります。
微生物の働きで窒素化合物を除去する生物脱窒法|水処理に関するご相談は【栗田工業】
必要なもの
上記の内容を一言で言うと、硝化細菌と脱窒細菌の2つの菌が必要です。しかし、Amazonや楽天などに出店している一般的なメーカーでは、この2つを売っていませんでした。
そこで、ついに見つけたのが、ナガオ株式会社のおさかな燦々という商品です!
めっちゃテプラ!販売方法も銀行振り込みで、めっちゃ業務用感が半端ないです。ろ材もこちらのメーカーのものを買いました。
説明書に書いていましたが、水換えに必要なのがそれぞれ10ml、5mlと考えると、1回の水換えで51円+21円=72円!安い!
使ってから半年経ちますが、テスターを使っても全く硝酸反応が無く、大満足しています。皆さんも是非アンモニアの分解にはこちらの商品をおすすめします。※水替えが不要になるほどの糞の分解にはもっと長い時間がかかるようです。