NASも魅力的ですが、ポータブルHDD/SSDは圧倒的に扱いやすいです!
NASもおすすめですが、持ち運べるタイプの外付けHDD/SSDで間に合うのであれば、これほど楽な物はありません。
メリット1:USBにつなぐだけ!圧倒的利便性
ポータブルHDD/SSDなら、どんなパソコンでもケーブルを繋ぐだけで使えます。
メリット2:物理媒体という最大のセキュリティ
よく「セキュリティの問題でテレワークの許可がおりない」と言った声も聞きます。また、以前書いた記事のように、脆弱性のあるNASもあります。
その点ポータブルHDD/SSDであれば、物理的に盗まれない限り安全で、データの暗号化まですれば、漏洩する確率は0%に近いでしょう。(データの持ち運びが禁止される例もありますが)
メリット3:アナログ回線だからこその超高速通信
NASであれば通信環境が速度に影響しますが、ポータブルHDD/SSDであれば、例え洞窟でも砂漠でも安定したデータのやりとりができます。
デメリット
以下のデメリットが挙げられます。
- なくしやすい・盗まれやすい
- 常に持ち歩かないといけない
HDDとSSDの2つがあり、もちろんSSDの方が壊れにくいです。しかし、落として壊す場合、ディスクではない部品や接続部が壊れることも多いため、個人的にはHDDを2つ買ってリスクヘッジした方がいいと思います。
選ぶときのポイント
大きさ、書き込み速度など色々ありますが、私は故障率の低さ、つまり寿命が長く、ずっと使えるかどうかが一番大事だと考えています。
確かに、小さい方が楽に持ち運べますが、今となってはそこまで差はありません。書き込み速度も早いに越したことはありませんが、USBの規格が3.0になった今となっては、1GBのデータのやりとりに10秒もかかりません。
そこで、各メーカーの故障率を比べたいと思いますが、自分で実験する訳にはいかないので、GIGAZINE社の記事を参考にしました。
1位は東芝の0.00%ですが、稼働台数99台のため、統計的に少し信憑性にかけます。残りの2社のうち、SeagateよりHGST(日立グローバルストレージテクノロジーズ)社の方が故障率が低いです…が、今はWD(Western Digital)社に買収されたため、結果としてWDがおすすめです。
おすすめ商品
ポータブルと言うだけあって、いろんな用途に合わせた商品開発が進み、WD社の中だけでも二桁の種類があります。その中からギュッと絞って、HDDとSSD1種づつ紹介します!
以下の機能は2種類に共通しています。
HDD:G-DRIVE Mobile USB-C
G-DRIVE Mobile USB-C | Western Digital ストア
一般の使い方をする方にはこちらをおすすめします。アルミニウム製で、見た目も非常にスタイリッシュなのに加え、カラーバリエーションも3種と多いです。通信速度の最大値も140MB/sと高く、これだけあれば十分です。
バッテリー側はUSBーTypeC、PC側はUSBーTypeA(長方形)とTypeC(楕円)の両方に対応しています。
USBコネクタの形状と種類。TypeA/B/C、Mini/Micro 規格の解説と一覧 | uzurea.net
容量は1、2、4、5TBの4種類あります。(リンク先で色も選べます)
1TB (¥10,800 ( 2020/9 ))
2TB (¥13,800 ( 2020/9 ))
4TB (¥19,800 ( 2020/9 ))
SSD:G-DRIVE ev RaW
G-DRIVE ev RaW | Western Digital ストア
元々耐久性の高いSSDですが、当商品は、ゴム製の保護バンパーと耐久性の高い軽量のケースに守られ、さまざまな衝撃に耐られます。現場監督など、屋外で大容量のデータを扱う人に向いています。WD社によると、最大1.5mの高さから落としても耐えられるとのこと。
バッテリー側はUSBーMicroBですが、PC側は同じくUSBーTypeA(長方形)とTypeC(楕円)の両方に対応しています。通信速度の最大値は136MB/sです。
容量は1、2、4TBの3種類あります。