窓からの日光で、ベランダに隣接している部屋がビニールハウスのように暑いご家庭に朗報です!今回は、そんな日光をダイソーのアイテム合計700円で遮断する方法をご紹介します!
危険!忍び寄る「屋内熱中症」
日光対策のメリットは冷房効率が上がることだけではありません。なんと、熱中症が最も発生している場所が屋内で、その危険性を大きく減らすことにも繋がります。
太陽からの熱を日射熱と言いますが、ガラスに当たった日射を1とすると、
普通のガラス:屋内のブラインドやカーテンなど:屋外の日除け
=0.85 : 0.6 : 0.1 ~ 0.3
となります。つまり、屋外に日除けを設置することで、太陽からの熱を最大83%カットできることになります!
では、どのような日除けが良いのでしょうか。屋外の日除けの中でも、最も歴史が古いのがすだれです。
日本家屋の風情があって涼しげな一方、
- 1枚の価格が約1,000円
- 雨で腐ったり、風で折れたりする可能性がある
- シーズンが終わった時の収納が難しい
という問題があり、古き良き家屋や観光地ならともかく、一般家庭ではもっと安く簡単に防ぎたいという方も多いはず。
他にも、雨戸やタープなど様々な日除けグッズがありますが、私が最もコスパが良いと考えるのが100均のオーニングです!
必要なもの
以下の4つです。今回はダイソーで全て揃えましたが、セリアでもキャンドゥでも同様の商品はあると思います。ホームセンターでも良いと思います。
オーニングとは写真の通り布製の日除けです。通常はレストランのテラス席などに設置されていますが、山善の商品で約13,000円です。
今回は家庭用ということで、安いダイソー製を買いました。別のブログで「アルミホイルで完全遮熱!」と書かれた記事もありましたが、それだと風通しが悪くて蒸し暑くなり、風雨にも弱いです。
設置方法
1、ダイソーのオーニングは戸自体に付けるタイプです。まず 外側の戸にオーニングフックをかけます。(黒い方のフックです。ネジで止めるタイプなので汚れないです。白いシールタイプのフックは、失敗した別のオーニングのフックです。)
2、そこにオーニングを普通にかけます。
3、内側の戸にオーニングフックをかけると引っかかって開けられなくなるので、別の方法で取り付けます。
まず、ダクトなどに結束バンドをくくりつけ、そこに2枚目のオーニングをひっかけます。
4、反対側は外側の戸のオーニングと同じフックを使います。
戸が開いている時は下にたるみ
閉めると、外側の戸のオーニングと同様に機能します。
5、これだけだと下がピラピラしてしまいます。だからといって固定すると日光を入れたいときに巻き取ることができないので工夫します。まず内側の戸のオーニングですが、両端にビニールテープを結び、間に適当な重しを挟みます。私はダイソーのダンベルを使ってます。
6、外側の戸のオーニングは、ビニール紐で長さを調節した後、普通にフックをかけます。
以上です。電気代の節約だけでなく、熱中症を防ぐためにも、より多くの家庭にオーニングが広まって欲しいと思っています。これから梅雨が開けて本格的に暑くなる前に、是非お試しください!なお、2色買ってみましたが、緑色の方が窓が冷たかったです。
併せてこちらもご覧ください!結論だけ先に書いておくと、高価な扇風機・サーキュレーターを買っても、期待するほどの効果はありません。