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【新型コロナ】2/25 政府が軽症患者の自宅療養を指示。そもそも日本人は病院に行き過ぎだ

2月25日付けで、新型肺炎に対する指針が政府から出されました。

政府の指針について

具体的には以下の内容です。症状が出た場合の対応は以下のとおり、軽症の場合は自宅療養が基本となります。

今後、患者数が大幅に増えた地域では、重症化した患者向けの医療体制を確保するため、症状が軽い人は、自宅での安静・療養を原則とするほか、診療時間や動線を区分するなどの対策を講じたうえで、一般の医療機関でも患者を受け入れるとしています。

新型コロナウイルス 政府 対策基本方針を決定 | NHKニュース

前回の記事で、自宅療養に必要なものは全て記しましたので、参考にして揃えてください。

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咳が止まらない風邪にかかった場合、新型コロナじゃないかとより一層不安になると思いますが、そのような状態で病院に行くことで、待合室は同様の症状がある患者で溢れかえっているため、逆に新型コロナウイルスに感染する可能性もあります。なので、今までの体調不良時の経験則等や体と相談しながら、症状がひどくない限り自宅療養することをお勧めします。

 

風邪は薬じゃ治らない

もともと、アメリカと違って国民皆保険で安価で治療を受けられるせいか、日本人は軽症の風邪でも病院に通う傾向にあります。中には風邪にかかる前に行く人がいたり、無料の救急車を乱用したりするというニュースもよく目にします。

そもそも、風邪に関して言えば薬では治りません。長くなりますが、医師の寄稿を引用します。

風邪とは、簡単に言えば「のどと鼻の病気」です。のどと鼻にウイルスという悪いものが住み着いて勝手に増え、大騒ぎ(医学的には「炎症」といいます)をします。その結果、のどが痛くなったり、鼻水がたくさん出たりします。つまり、風邪の原因は「ウイルス」なのです。

(略)

ウイルスは通常、数日で死滅し、ぼろぼろになったのどや鼻はすぐに自動的に修復されます。ですから、風邪は放っておいても治る病気といってしまってもいいかもしれません。


ではなぜ医者は、風邪の患者さんに薬を出すのでしょうか。

医師が風邪の患者さんに処方する薬のパターンは、主に次の二通りです。

1 対処療法の薬のみ
2 対症療法の薬 + 抗生物質

「1対症療法の薬のみ」は、つらい症状を抑えるための治療です。

(略)

のどが痛かったら痛み止めを、熱が高かったら解熱剤を使って痛みを取り除くという、「症」状に「対」して行う治療です。ですから、うわべだけの治療といってもよく、のどの痛みや発熱の根本的な原因であるウイルスは無視しています。

 

「2 対症療法の薬+抗生物質」には、「抗生物質」が加わっていますね。「抗生物質」は別名「抗生剤」、「抗菌薬」とも呼ばれる「細菌という微生物にのみ対抗するお薬」のことです。微生物とは、目に見えないくらい小さな生物のこと。

先ほどご説明したように、風邪はウイルスという微生物による病気です。ウイルスには細菌と違って抗生物質は効きませんから、これは全くの無意味な治療になります。

(略)

しかし今でも、風邪の患者さんに抗生物質を出す医者は少なくありません。なぜ医者は抗生物質を出し続けるのでしょうか。

(略)

ここでちょっと想像していただきたいのです。

あなたは風邪を引いてしまった。つらいし、仕事や家事が忙しい。1日でも早く治したい。そこで近所の病院を受診したのに、「風邪に薬はこれこれこういう理由で不要。抗生物質は効きません。よく食べて、よく寝てくださいね」といわれ、薬を出してもらえなかった。さあ、どう思うでしょうか。

「え、お薬、欲しいんですけど」と思いますよね。3、4種類の薬を処方してもらった方が、圧倒的に満足しますよね。

(略)

最近になり、日本でもロキソニンなどの解熱剤は薬局で買えるようになりました。これは私の予想ですが、近い将来、日本でも風邪で医師にかかったときに痛み止めや熱冷ましなどの対症療法の薬が処方できないシステムになるでしょう。医療費の肥大はますます深刻になっていきますから。

最後になりますが、風邪にはお薬ではなく栄養と休養が一番です。

風邪は薬では治らないのに、なぜ医者は薬を出すのか?【再掲】|泣くな研修医/医者の本音|中山祐次郎 - 幻冬舎plus

 つまり「顧客満足度」ならぬ「患者満足度」を高めるために、薬を出さざるを得ない状況になっているということです。

以前の記事でも書いていますが、ただの風邪等で病院にかかっても、自宅療養が不十分で悪化した状態で救急搬送される患者が続発しても、病院がパンクするだけでなく医療従事者も疲弊します。実際、内閣官房の職員も過労で、担当していた隔離先ホテルで自殺しています。そうならないためにも、国民一人一人が、過度に怯えず自宅療養に備えましょう。

 

熱・頭痛・咳を止めるための薬とは

まずは葛根湯です。頭痛などの風邪に起因する症状、鼻炎等の症状も軽減されます。粉末は大変苦いですが、クラシエからは錠剤が出ており、飲みやすくてお勧めです。病院に行っても結局葛根湯のみを処方することが多いため、症状が軽ければ自分で葛根湯を買いましょう。

上記の引用の最後にある通り、対症療法として解熱・鎮痛剤としてロキソニンを飲みましょう。薬局でなくても、ESサイト上でいくつかの質問に答えれば買うことができます。

今回の新型コロナウイルスの症状として、悪化した場合肺炎になるように、咳について懸念されている方が多いと思いますが、アメリカで行われた研究の結果、咳止め薬は効果がないということでした。

米Creighton大学のMark A. Malesker氏らによって構成された専門家委員会は、現在米国で使用可能な薬とそれ以外の治療法(民間療法)について、せきの症状の継続期間を短縮することを示す質の高いデータ、または、重症度を軽減することを示す質の高いデータがあるかどうかを検討しました。目的は、2006年に米国で発表された、風邪関連のせきの管理に関するガイドラインの改訂に向け、最新情報を得ることにありました。

 

委員会は、現在利用可能な最善のデータに基づいて、次のような判断を下しました。

(1)成人と小児の風邪関連のせきに対する、市販のせき止め薬や風邪薬、去痰薬、抗ヒスタミン薬などには、使用すると症状が軽減する、または消失することを示す確かなデータがない。よって、これらの薬のせき症状に対する使用は推奨しない。

(2)成人の風邪関連のせきに対する、非ステロイド性抗炎症薬の使用は、有効性を示す確かなデータはないため推奨しない。

(3)1~18歳の患者の場合、はちみつは、「治療なし」、「ジフェンヒドラミン」(日本で市販されている一部のこども用せき止め薬に含まれている成分)、「偽薬(プラセボ)」に比べ、症状継続期間の短縮に役立つ可能性がある。

(4)18歳未満の患者は、コデインを含むせき止め薬や風邪薬を使用しない。これは、呼吸困難を含む重篤な有害事象が発生する可能性があるため。

風邪のせきに確実に効く市販薬 実はない?|ヘルスUP|NIKKEI STYLE

実際私もまだ知識が浅かったとき、咳が止まらず「100日咳なんじゃないか」と不安になり、しかし夜間で病院が空いてなかったので救急病院に行くとただの風邪だと怒られたこともあります。

 

重ね重ねになりますが、今でさえ医療従事者の方は大変疲弊しています。そういった方々を含め、より多くの国民の生活を守るためにも、国民一人一人が落ち着いて行動することが必要です。