「おや、ストレス値が高いな。今日は気分転換に午後の仕事を休んで運動しよう」
表示された数値を見て、そんな判断をする時代がついに到来しました。そんな新時代の機能について簡単に説明したいと思います。
今回紹介するのは、2019年5月16日に発売された、Garmin社の「ForeAthlete 245」というウェアラブルデバイスです。
前回の記事で紹介したスポーツマンよりのスマートウォッチですが、新機能が一般社会人全員必須のものではないかと思ったため、今回そこにフォーカスして説明したいと思います。
- ストレスレベル計測について
- スリープモニタリング(合計睡眠時間、レム睡眠、ノンレム睡眠を監視)
- 音楽プレーヤー機能
- その他の搭載されている機能について
- レビュー記事を書きました!(2019.6.15更新)
ストレスレベル計測について
ForeAthlete 245には、心拍数を計測したり、現在どういう運動をしているかを腕の振り等から検出する機能がついています。それが今回、その機能を応用して、運動ではなくストレスの上昇によって心拍数が増えた場合にそれを検出し、そのストレス値を可視化する機能が搭載されました。公式サイトには以下のように記載されております。
ストレスレベル機能搭載機種では、ユーザーの心拍変動に基づいて現在のストレスレベルを判断することができます。
ストレスレベル計測は、心拍間隔を見極めるためにデバイスの心拍数データを使用します。
心拍間隔の可変時間の長さは、身体の自律神経系によって調節されています。
心拍間隔が小さいほど(心拍が高い)、ストレスレベルは高くなります。各デバイスでのご使用方法は操作マニュアルを参照してください。
可視化できることで、ストレス発散のために運動することを心がけたり、ミスを防ぐために重要な判断を避けたり、ストレスの影響が出そうな対人コミュニケーションをなるべく避けるといった選択も取れるようになります。
スリープモニタリング(合計睡眠時間、レム睡眠、ノンレム睡眠を監視)
従来からある機能の内、魅力的なポイントについて説明します。
以前から、浅い睡眠時に起こしてくれるスマホアプリが普及していますが、それらに用いるのはベットの浮き沈みや体の動きだけです。しかし、心拍数測定機能つきのデバイスであれば、心拍変動などの追加データを用いて、より正確なタイミングで起こしてくれます。
音楽プレーヤー機能
通勤の電車内等の狭い場所でスマホや音楽プレーヤーを取り出すのは、場合によっては少し大変です。そもそも、スーツの場合ポケットに物を入れると形が崩れるので、最もフォーマルな考えだとポケットに物を入れません。
そう言った問題を解消するのがこの機能です。昨年モデルから音楽データをデバイス自体に約500曲保存できるようになりました。保存できないモデルも併せて発売されていて、下記リンクの上が機能なし、下が機能ありで、末尾のMusicと言う文字の有無で識別できます。2019年5月27日では、音楽なしが32,252円、音楽ありが37,013円で、4761円の差がありました。
その他の搭載されている機能について
以上が特におすすめの機能ですが、他にもウェアラブルデバイスとして充実した機能を備えていますので、箇条書きにはなりますが、併せて紹介したいと思います。
時計機能
時間/日付 |
GPS時間同期 |
自動サマータイム設定 |
アラーム |
タイマー |
ストップウォッチ |
日の出/日没時刻 |
デイリースマート機能
接続機能 | Bluetooth、ANT+、Wi-Fi |
Connect IQ(ダウンロード可能なウォッチフェイス、データフィールド、ウィジェット、アプリ) | |
通知機能 | |
テキスト応答/テキストによる電話拒否 | (Android のみ) |
カレンダー | |
天気情報 | |
スマートフォン音楽再生操作 | |
ミュージックプレーヤー | |
音楽保存可能数 | 最大500曲 |
スマートフォン探索 | |
デバイス探索 | |
VIRB 操作 | |
スマートフォン互換性 | iPhone、Android |
Garmin Connect Mobile |
ライフログ機能
ステップ数 |
ムーブバー(一定期間動かないとデバイスに表示。数分歩くことでリセット) |
自動ゴール設定(アクティビティレベルを学習して、歩数目標を毎日設定) |
スリープモニタリング(合計睡眠時間、レム睡眠、ノンレム睡眠を監視) |
消費カロリー(心拍ベース) |
移動距離 |
週間運動量 |
TrueUp |
Move IQ |
フィットネス年齢 |
Body Batteryエネルギーモニター |
ストレスレベル計測 |
レビュー記事を書きました!(2019.6.15更新)
下記の通り、実際に購入してレビューを述べているので、参考にしていただけると幸いです。総評として、大変満足しています。
その他にも、運動をする方に便利な機能が多く搭載されていますので、関心のある方は過去の記事もご覧ください。